インドネシア:終わらない不安と暴力の影──語られざるロヒンギャの声【国境なき医師団】

インドネシア:終わらない不安と暴力の影──語られざるロヒンギャの声【国境なき医師団】

インドネシアの海辺にたどり着いたロヒンギャの人びとは、長い旅の果てにようやく危険から逃れたはずでした。けれども彼らの表情には、安堵よりも「恐怖が続いている」という思いが深く刻まれています。 ここで語られるのは、ミャンマーで家族が目の前で殺され、家が燃やされた記憶。 バングラデシュのキャンプで娘が誘拐され、身代金を払えずに命を奪われた母の言葉。 そして、食料も水も尽きたまま、50日近く海をさまよった人びとの体験です。 国境を越え、海を渡り、命がけで逃れてきた先でも、彼らが得られる安全は決して十分ではありません。 夜に火を放たれるかもしれない不安、子どもが再び連れ去られるかもしれない恐怖──。 国境なき医師団(MSF)は、こうした声を受け取りながら、インドネシアに逃れてきたロヒンギャの人びとが医療や基本的な援助にアクセスできるよう活動を続けています。 彼らの証言は、支援が必要とされている状況が今も続いていることを私たちに伝えています。 #国境なき医師団 ▼公式サイト https://www.msf.or.jp/ 【国境なき医師団とは】 国境なき医師団は、民間で非営利の医療・人道援助団体です。紛争地や自然災害の被災地、貧困地域などで危機に瀕する人びとに、独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を届けています。